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女性活躍推進座談会

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SYMPOSIUM

一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事 太田 彩子 様 (2015.9.15)

このコーナーでは女性がいきいきと活躍できるキャリアワークを応援する団体、組織をご紹介します。

今回は、営業女性の応援コミュニティ 「営業部女子課の会」 をご紹介。
代表理事の太田彩子さんが2009年に立ち上げた、女性営業職の活躍を拡げる目的で活動を展開! 結果、男女ともに輝きながら働ける『社会創造』を目指しておられます。
聞き手 アチーブ人財育成 株式会社 代表取締役社長 諌山 敏明
お話し 一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事 太田 彩子 様
営業部女子課のホームページ

営業部女子課を設立のきっかけ

諌山
本日は、一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事を務めてらっしゃいます、太田 彩子さんにお越しいただきました。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
太田さん
よろしくお願いいたします。
諌山
まず、最初に、一般社団法人営業部女子課の会、通称 営業部女子課を設立したきっかけについてお伺いしたいのですが、太田さんはこの会を創ろうと思った動機とは何だったのでしょうか?
太田さん
はい。営業部女子課の会を設立したのは2009年です。元々、私の前職は営業職でして、男性も女性もまったくフェアな環境の中にいました。
しかし、独立をした後、様々な企業の営業部に関わらせて頂いた結果、いかに職場に女性が少ないかということに気付いたのです。

そして、少ない女性の方にインタビューさせて頂くと、成績は優秀であるにもかかわらず、半年以内に「私、辞めたいんです」と言う方が続出している状況でした。
つまり、企業の中でハイパフォーマンスを出しているのも関わらず、このままだと仕事を続けられないという悩みを抱え、結果的に退職に繋がっていたのです。
諌山
なるほど。
太田さん
私は、これをどうにかしなければいけないという危機意識を持ちました。
しかし、そうは言っても企業風土を変えるというのは中々時間がかかることなんですよね。
諌山
そうですよね。
太田さん
なので、企業を変えるのが難しいのであれば、企業を超えて横断的なコミュニティを創ってしまえと思い2009年12月に発足したのが、きっかけです。
諌山
ありがとうございます。

営業部女子課の会の主な活動内容

諌山
それでは、続いての質問なのですが、営業部女子課の会の主な活動内容についてお聞かせください。
太田さん
はい。主に二つあるのですが、1つ目が、スキルアップのための勉強会です。
現在、営業部女子課の会は全国で26支部あり、計3000人弱ほどのコミュニティなんですけれども、それぞれ営業女子がもっと活躍するために、マインド・スキル・キャリアの3方向で勉強会をさせて頂いています。
これは少人数のものから大人数のものまであるんですけれども、自主開催のものもあれば、外部から講師をお呼びして営業女子の活躍に関わるような講座を展開しております。

2つ目の活動は、主に社会に対する活動です。
私たちはソーシャル活動と言っているんですけれども、これは地元の行政などとタイアップさせて頂き、日本の社会のために女性の営業力をもってどう貢献できるのかというイベントやプロジェクトの支援をさせて頂いています。
その取り組みの一つとして、先日は日本政府が主催した「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム ※ World Assembly for Women(通称:WAW 2015)」が開催されたんですね。
WAWの趣旨の一つとして、できるだけ多く市民の声を全国から集めたい、そして安倍首相が方針を掲げている「女性が輝く社会」をより多く全国に広めたいという2大ミッションがあります。
その中で、私は登壇者としての表面と裏方のサポーターという両面で出演しました。営業部女子課は地方に展開しています。
であれば、私たちの営業力でWAWを全国に広めましょう、さらに地方のあらゆる男女の方々から生の声を集めましょう、という目的で活動させて頂きました。
当日は1500人が集まる会場で、全国の生の声を集めた動画を配信させて頂いたり、さらに、Googleさんと提携して、女性が輝く社会のためにどのようなアイデアがあるのかという撮影ブースを設けて、運営支援させて頂きました。
※女性が輝く社会に向けた国際シンポジウムWorld Assembly for Women
 詳細は外務省 公式ホームページをご参考ください。
「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(World Assembly for Women in Tokyo, 略称:WAW! 2015)」が2015年8月28日から29日の日程で,東京において開催されました。このシンポジウムは,安倍政権の最重要課題の一つである「女性が輝く社会」を実現するための取組の一環として開催され,世界各国及び日本各地から女性分野で活躍するトップ・リーダーが出席し,日本及び世界における女性の活躍促進のための取組について議論を行いました。
諌山
なるほど、ありがとうございました。

女性活躍推進法においての今後の方向性

諌山
それでは、最後の質問になりますが、折しも日本政府が先般8月28日付で女性活躍推進法が可決・成立され、来年4月1日より施行となります。
これから女性が輝く社会をますます作っていくというミッションがあろうかと思いますが、今、太田さんが取り組んでおられる営業部女子課の今後の方向についてお聞かせください。
太田さん
そうですね。やはり私たちは目的を持って活動させて頂いているんですけれども、今後の方向は大きく2つあります。
1つ目は女性の営業職の存在そのものを認知拡大していきたいと思っています。
よく【202030】という方針が言われていると思いますが、多くの企業で誕生している女性管理職は、スタッフ部門が多いんですね。

それであれば、私の気持ちとしては、意思決定を持つ女性がもっと営業などのフロントラインから誕生して欲しいと思っています。
その意味では、リーダーになる一歩手前のもっと若い人達がさらに営業職を目指していただき営業でさらに活躍して就業継続して頂きたいと思っています。
そういう意味で言うと、営業面での活動を通じて、現在2割弱と言われている営業女性の比率を4割まで引き上げて、そして「女性の営業力はここまで結果で残せるんだ」とアピールできるように、営業部女子課で支援していきたいと思っています。

2つ目は、地方の営業女子活躍に力を入れていきたいと思います。
大都市を中心に女性活躍や女性営業の採用というのは増加傾向にありますが、全国視点で見てみると、営業に対するマイナスイメージを持っていたり、女性が営業なんて絶対無理だという偏見があったり、いざなったとしても周りにロールモデルや仲間がおらず、孤立無援となって退職してしまうといった地方の現状があると感じます。
そこで、私たちは「花咲か特派員」という地元のリーダーとともに「花咲か47プロジェクト47」を立ち上げ、全国に営業部女子課を広める活動を始めています。
諌山
なるほど、全国的と言うのはすごいですね。今後ますますご活躍ください。
本日は一般社団法人営業部女子課の会代表理事である太田彩子さんから、貴重なお話をお伺いさせて頂きました。誠にありがとうございました。
太田さん
ありがとうございました。
女性活躍推進法とは?

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律『(通称)女性活躍推進法』が2016年4月1日に施行されます!この法律の制定については、安倍内閣が進めるアベノミクスの一環として2014 年6月に閣議決定された「『日本再興戦略』改訂2014」に盛り込まれているもので、「2020 年に指導的地位に占める女性の割合30%」の実現に向けて、企業等における女性の活躍を加速化させることを目的とするものです。
2015年9月25日、政府は、同法に基づき、企業が女性登用を進める際の基本的な考え方となる「基本方針」を閣議決定しました。基本方針は、働きたいのに育児や介護等を理由に働くことのできない約300万人の就業実現を目指し、出産や育児を機に退職した女性の経験者採用や再雇用など女性の積極採用を求めることを主な柱としています。
また、配偶者控除などの税制・社会保障制度の早期見直し等も盛り込むとともに、女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業に対する認定制度も打ち出しました。
この女性活躍推進法では、常時雇用する労働者の数が301人以上の事業主に対し、施行日までに、

(1)自社の女性の活躍状況の把握・課題分析
①採用者に占める女性比率
②勤続年数の男女差
③労働時間の状況
④管理職に占める女性比率 を把握し、課題分析を行う必要があります。

(2)行動計画の策定・届出、社内通知、公表
上記(1)の結果を踏まえ、女性の活躍推進に向けた
①行動計画の策定
②都道府県労働局への届出
③労働者への周知
④外部への公表 を行う必要があります。

①の行動計画には、(a)計画期間、(b)数値目標、(c)取組内容、(d)取組の実施時期
を盛り込むことが必要です。

(3)情報公表準備をすることを求めています
自社の女性の活躍に関する情報を公表する必要があります。
なお、300人以下の事業主は、努力目標となっております。ここにいう労働者には、パートや契約社員であっても、1年以上継続して雇用されているなど、事実上期間の定めなく雇用されている労働者も含まれますので、注意が必要です。

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